日々の作業日誌
介護施設さんより火災通報装置のお問い合わせ
平成27年4月1日から消防法が改正されましたね。
火災報知器と消防署へ通報する火災通報装置。
この二つを接続して、火災報知器が作動したら
消防署に自動で通報されるように!
そんなこともあり、介護施設さんより
こんな問い合わせをいただきました。
「当施設には消防署へ自動で通報してくれる火災通報装置が設置されているのですが、停電しても通報は可能なのでしょうか?」
ありがとうございます!
以下回答です。
電気の配電盤付近が火災になったり、
何らかの原因で「火災報知機、火災通報装置」
両方とも停電してしまったとしても、消防署への自動通報は可能です。
なぜなら両方の機器に予備電源(バッテリー)が入っているからです。
※停電時でも作動するよう消防法により下記のような基準が決められています。
火災報知機:停電時でも60分間監視後、10分間以上
非常ベルを鳴らし続けることができること
火災通報装置:停電時でも60分間監視後、10分間以上
通報を行うことができること
以上の理由より停電時でも通報は可能ですが、
万が一電話線が 切れてしまった場合のみ通報できません。
消防設備の仕組みや使い方を正しく理解してもらうことも
私たち消防設備業者の仕事だと思います!
またお気軽にお問い合わせくださいませ。