日々の作業日誌
伊達市 火災報知器の誤作動原因と対策
建物が古くなってくると、感知器の誤作動が発生してきます。
正直、消防点検やっていても、いつ誤作動するかはわかりません。
今回は、トラックヤードとか工場、倉庫なんかに多い非火災事例を紹介します。
じゃじゃん!
天井があって、鉄骨にそのまま設置されている熱感知器。
これを上から見てみると、こんな感じ。
配線があって、取り付け金具があって、
感知器の裏側は丸見えです。
この中に、結露で発生した水滴とか、虫とかが入り込んで
誤作動を起こすことが多いです。
実際、夏場のゲリラ豪雨とか台風で、水が浸入して
非常ベルが鳴った事例が多数あります。
防水型の感知器もあるんですが、受信機が古いと
正常に作動しないので、取り付けはできません。
そんなときの対策として、当社ではこんなことやってます。
感知器の裏面に雨よけをつけてやります。
裏面からも水は入らず。もちろん虫も。
こんな感じで取り付けて。
試験も正常に作動。
はい!こんな感じです。
頻繁に誤作動していた物件でも、
この方式で改修したら、非常ベルが鳴らなくなったって
喜んでいただきました。